ギター教則ビデオ撮影時の鉄板構図パターン紹介 | Tokyo Happendix┃映像制作・動画制作とオリジナル音楽制作(東京・板橋区)

ギター教則ビデオ撮影時の鉄板構図パターン紹介

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今回はギタリスト(ベーシスト)向け?にかなり的を絞った投稿になりますので、興味のない方はスルーしていただいても構いません。

と言うか、読んでも面白くないと思います。(笑)

 

 

私自身もそうなのですが、様々なギタリストの教則ビデオ(VHS世代です…)を見て育ってきました。

あの頃はYouTubeもなく、それこそビデオテープが擦り切れるまで見たものです。

 

時代は変わり、手の中にはスマホというオールインワンの配信ツールもあり、YouTubeやInstagramでも自分の演奏動画を発信できる時代になりました。

 

演奏動画を上げる際に、どんな構図が一般的なのかちょっと調べてみました。

同じような構図を狙って頂ければソレっぽく見えるというのを紹介していきたいと思います。

 

カメラの台数によって出来ることが変わってきます。

何十回でも全く同じことが出来る!というJohn Petrucciのような方は1カメでも再現可能ですが、複数回のテイクが必要になるのとタイミングがずれやすくなるのであまりオススメはしません。

 

大まかにカメラの台数によって分けると、下記のようなパターンに落ち着いてきます。

 


1カメの場合

ギター全体、右手と左手が入るように、ブリッジ〜ナット間もしくはギター全体が入るくらいが標準的でしょうか。

基本的には正面からのショットが多く、次いでブリッジ側から。一方あまり多くなかったのはヘッド側からの構図。やはり奏者が普段見ない角度な事からあまり教則には向いていないのかもしれませんね。

コツとしては教則なのでやはり手元が大きく映っていること。顔は必要ありません。

横長なので、余裕があれば譜面のイメージなどを差し込むのも効果的だと思います。

 

 


2カメの場合

  1. 左手メインのクローズアップ
  2. 右手もしくは奏者の上半身全体

が多いですが、アーティスト以外であれば全身よりも右手と左手を個別に入れた方が良さそうです。

ネックの下、ちょうど画面の右下のあたりにスペースが出来るので、そこにPIP(ピクチャ・イン・ピクチャ)で挿し込んでおけば間違いないです。

右手のピッキングを押さえる際にはギターのヘッド側から狙うようにしてあげると右手の動きが見やすくなりますね。

 

 


3カメの場合

  1. 左手
  2. 右手
  3. 奏者の上半身全体

これは2カメのパターンに全身を追加したものですが、例えばGoProをヘッドに固定して低音側から指板と平行にネック全体を狙うような映像などもおもしろいのではないでしょうか。

 

 


 

その他、ルーパーやワウなどを使用する際には足元を狙ってみたり、奏者目線で頭上から俯瞰でギターを捉えるなども見ることがあります。

上半身を入れるのはマストではなく、アーティストを見たいファンのためという大人の事情もあるのではないでしょうか。

意外と上半身全体のみをメインで押さえている動画は少なく、解説やインタビュー時には引きで撮っていても、演奏時にはちゃんと教則らしく寄りでのショットが殆どなようです。

 

 

機材に余裕があったり、同期の作業に抵抗が無いようであれば更に増やすことも可能ですが、実際のところは演奏を押さえる目的であれば2台もあれば十分なのではないかと思いました。

 

もちろん、肝心の音の部分が疎かになるといくら映像が良くても見てもらえない動画になってしまいがちなので、撮りの際のマイクのセッティング位置やレベルのマネージメントには十分に気を付けてください。

演奏がいちばん重要なのは言わずもがなですが(笑)

ミュージシャンの方であればEQやコンプの処理などは理解されている方が多いと思いますが、こんな記事も書いてますので良かったらご覧ください。

もちろん、ここで紹介したのは一例でしかありませんし、いわゆる「普通」のそれっぽい撮り方なので、これが正解!ということではないのでご了承下さい。

 

それでは!

 

HH

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