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【0から始める動画編集】ということで、DaVinci Resolveを使っての動画編集のやり方を複数回に分けてシリーズでお伝えします。
編集と言っても色調整や音の調整、テロップやエフェクト処理なども含めると幅が広いですが、このシリーズは入門編として、素材の読み込みから編集、完成動画を書き出せるようになるまでをカバーしていきたいと思います。
全くの初めての方向けの目線で大きな流れを説明していきますが、ショートカットなど便利な小技もご紹介していきますので、基本が分かっている方でも参考になる部分があれば幸いです。
初心者〜中級者の参考になれば嬉しいです!
使わない手はない!?無料の高性能動画編集ソフト DaVinci Resolve 14:動画作成の5ステップ
全体的な流れの説明やインストール方法などについてをまとめた記事です。
まだご覧になっていない方はまずは是非こちらの記事を先にご覧ください。
0から始める動画編集!シリーズ:
第2回 エディットページ編(前編)はこちら
第3回 エディットページ編(後編)はこちら
第4回 カラーページ編(前編)はこちら
第5回 カラーページ編(後編)はこちら
第6回 Fairlight編はこちら
第7回 デリバーページ編はこちら
では今回はメディアページ編です。
動画の取り込み方
まずはお持ちのPCやスマホから素材をソフトへと取り込みます。
素材をお持ちでない方はネット上にフリー素材などもありますので探してみて下さい。
ここではフリー素材の入手できるサイトを1つご紹介しておきます。
https://videos.pexels.com/
このPEXELS VIDEOSは英語のサイトですが、商用利用も可能なフリー素材がたくさんありますので、練習素材が欲しい際にはここで探してみても良いと思います。
このシリーズではこのサイトから下記の3つの素材を入手して説明してみます。
良かったら下記のタイトルで検索してご自身でも実際に編集してみて下さい。
・Blurred Video Of A Playful Dog
・Dog At The Beach
・Playing With The Dog At The Park
先ほどご紹介した5ステップの記事も参考にしていただきつつ、まずは「プロジェクト」を作成しまてみましょう。
立ち上げ直後に出てくるウィンドウ下部の新規プロジェクトを選んで、好きなプロジェクト名を設定して下さい。
この「プロジェクト」は動画のタイトルとして自分が管理するためのものなので、「○○さん結婚式」とか「2017年社員旅行」など、自分の分かりやすいものでタイトルを付けて下さい。
するとこのようなエディットページが開いていると思います。
素材の一番簡単な取り込み方は、データを直接タイムラインにドラッグすると言うもので、とりあえずここから始めても良いと思います。
ちなみに、「ドラッグしたいのにDaVinciのウィンドウが縮小できない!」という場合には、下記のようにメニューバーの「ワークスペース」から「フルスクリーン」のチェックを外してみて下さい。
ただし、このドラッグする方法だと全ての素材を取り込むため、例えば、「2時間の運動会を3分にまとめる」等のシチュエーションでは非効率かもしれませんので、別のやり方もご紹介しておきます。
5ステップの記事も参考にして頂ければと思いますが、素材の管理は【メディアページ】で行います。
左上の「メディアストレージ」をクリックするとご自身のHDなどが出てくると思いますので、素材の場所を選択します。デスクトップなどよく使う場所は右クリックで「お気に入りにフォルダーを追加」しておけばすぐに探せるようになります。
読み込みたいクリップを選択すると、右側のプレビュー画面にそのクリップの内容が表示されます。
【素材を確認する際には下記の操作を覚えておくと便利です。】
- 再生:スペースバーもしくは「L」キー
- 停止:スペースバーもしくは「K」キー
- 早送り:「L」キーを複数回押すごとに変更
- 逆再生:「J」キー
- コマ送り:十字キーの「←」「→」もしくはプレビュー画面すぐ左下の「<●>」をクリックして左右にドラッグでもOK
- リピート設定:⌘/(Ctrl/)もしくはプレビュー画面下の丸い矢印
※もちろん画面下の再生バーを直接動かしても構いません。
クリップ全体を取り込む場合はそのクリップをページ下部のメディアプールにドラッグすれば良いのですが(写真だと黄色い枠の中から下半分へ)、無駄な部分を省いて、予め決めた部分だけを取り込む場合にはIN点とアウト点を設定して「サブクリップ」として取り込みます。
使いたい場所が決まったら使う部分の頭のフレームでキーボードの「I」でIN点を設定、使いたい部分の最後のフレームで「O」でOUT点を設定します。
IとOが設定できたらプレビュー画面を画面下部のメディアプールにドラッグします。
(この作業は後からエディットページでも可能ですが、予め使う部分を選定できている方が効率よく作業できるケースが多いと思います。)
メディアプールへ素材を持ってくる際にこのような確認画面が出てくることがあります。
「クリップのフレームレートと現在プロジェクトの設定のフレームレートが一致していません。
タイムラインのフレームレートとビデオフォーマットを合わせて変更しますか?」
これはDaVinci Resolveの初期設定が24fpsなのに対し、それ以外のフレームレートで収録された素材を読み込む際に、24fpsに変更するか、素材のフレームレートに合わせるのかを聞いてきています。
よく分からない場合や特にこだわりがない場合は素材に揃える方の「変更」を選択して下さい。
ここで「変更しません」を選択してしまうと再生スピードが変わったり、音程が低くなってしまったりすることがあります。
ちなみに今回の3つのクリップは25fps素材が2本と50fps素材が1本でした。
編集したい素材がメディアプールに出揃ったら、次回はやっとエディットページの紹介をしたいと思います。
この段階でメディアを最適化しておくとデータを軽量化でき、これからの編集作業がサクサク出来るようになりますので、この記事も参考に読んでみて下さい。
DaVinci Resolveがもっさりする方!メディアを最適化してますか?
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では次回エディット編で!
HH
【あなたにオススメ】0から始める動画編集!シリーズ:
第2回 エディットページ編(前編)はこちら
第3回 エディットページ編(後編)はこちら
第4回 カラーページ編(前編)はこちら
第5回 カラーページ編(後編)はこちら
第6回 Fairlightページ編はこちら
第7回 デリバーページ編はこちら
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